驚き、感激、食べ、歩き、ドイツのよさに気がついた
日に日に日本に帰るのが迫ってきているのが、なんだか自分を寂しくさせる。今までで一番長い旅で、今までで一番いろんな人に出会い、お世話になった。
これは、一人旅じゃなかったらなかっただろうなってよく思う。一人だからこそ、自由気ままにいろんなことができ、羽を伸ばし、自分が変わっていくのだろう。旅をする前の自分と、その後の自分はやはりどこかしら変わっていて、何か新しい目標を見つけようとしている。
ヨーロッパの旅はもうそろそろ終わるけれど、この終わりいや、旅からいろんなことがつながり、自分の人生に関わっていったらいいなと思う。自分がどう生きていくのか、どう生きていきたいか真剣に考え直してみようと思う。
いろんな人の生き方をみてきたのだから。
ドイツには、ベルリンとミュンヘンに行ってきた。まず、驚いたのがベルリンの物価の安さだった。なぜなら、僕の物価の基準が北欧の物価になっていたからだ。僕はベルリンの物価の安さに感激、感謝、生きれる!と思ったくらいだ。
一番驚いたのが、お昼に入った日本食・中華料理のバイキングの値段だった。8ユーロ(約800円)で巻きずし、焼きそば、チャーハン、中華料理、サラダなどが食べ放題だったのだ。しかも、料理のクオリティーもそんなに低くもなく、久しぶりの日本食に感激した僕は三回くらい大盛りでおかわりにいった。夕飯は抜きにできると思ったくらいだった。
一番おいしかったのが、ラーメンだった!!ベルリンだと本格的なラーメンが食べることができ、まさかこっちでとんこつラーメンが食べれるとは思わなかった。パリで食べた味噌ラーメンが、味噌汁ラーメンだったのにはびっくりしたのは懐かしい思い出。
ベルリンは、僕がイメージしていた以上にとても美しく、街全体が落ち着いてる感じがした。夜一人でずーっと散歩していてもあきない感じで、歩く人を楽しませてくれる感じがした。ベルリンまで来ると、スウェーデンより暖かくなり散歩していてもそこまで寒さに苦しめられることはなかった。
僕は、基本的に現地のホステルなどで地図をもらい、ホステルの人に聞くなどをして現地の情報を集めていくことをやっている。どこがおもしろいとか、ここにいったほうがいいよというのを聞き、実際に行ってみたりする。
今回も、ホステルの人の情報を集め、フリーツアーがあるから参加してみたらと言われ、いざ参加してみた。ウォーキングツアーで、約三時間半くらいのコースである。
ツアー自体は、英語でのツアーなのでいろんな国の人がツアーに参加する。メインは、アメリカなどになるのだが、イタリア、アイルランドなどの国の人たちが参加していた。
これに参加すると気軽に友達などもでき、英語を使ういい機会になるのだ。だが、実際のガイドの話す英語も早く、ついていくのがやっとだった気がする。
その時にドイツが持つ歴史を垣間見れた気がする。第二次世界大戦のヒトラーの話から始まり、ベルリンの壁の話へとつながっていった。ホロコースト記念碑、ベルリン・ユダヤ博物館、ベルリンの壁などといったものだ。自分たちの歴史を必死で忘れないようにしているのが、ありありと感じられた。
だが、今のベルリンには歴史の負の面だけではなく、現代のアートの象徴なるものがたくさんあり、今を必死で生きているようにも感じた。ベルリンはクラブミュージックが盛んでもあり、夜には様々な音楽イベントが開催されていた。あとになって、いろいろと楽しめばよかったと後悔している。
ベルリンは訪れる人ごとにいろんな顔を見せてくれる。アートの街であったり、食事が充実してる街、ナイトクラブを楽しむ街、歴史の重みを知る街。治安もそこまで悪くなかったので、おすすめの街です。
ここでの出会いに感謝し、次の国へ。
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