六人部屋のドミトリーが約35ユーロぐらいで、ドイツの後にはきつい場所だった。
だけど、今回はスイスのジュネーブの友人宅に訪れ、いろいろとお世話になった。ジュネーブでバレエダンサーとして活躍している日本人で、フランス語つながりでふと仲良くなれた人である。
本当にフランス語つながりで、いろんな人となかよくなれることができて、本当にフランス語を勉強していてよかったと最近よく思う。
今回の旅は、自分のフランス語が築いた人間関係の総まとめみたいな感じがする。自分の中で語学を勉強することは、コミュニケーションを改めて勉強することである。なぜなら、学んだ言葉を実際に使っていかなければ、本当の意味で言葉を学んだことにならない。
だから、下手でも間違ってても、使っていき、自分を表現し、少ない言葉で相手を理解していく。一生懸命すればするほど、相手との関係も濃くなっていき、つよい繋がりができていく。
ジュネーブでは、基本的にのんびりとしていた。天気も良く、晴れれば20度近くあり、とても暑かった。なので、友達とピクニックをしたり、ジュネーブの湖、レマン湖を眺めながら散歩をした。
レマン湖には、とても大きな噴水があり、一日中放水されている。高さは、100メートルくらいあるんじゃないかなと思う。湖を背景に、散歩し、読書などしたり、カフェで休んでいる。友達宅というのもあって、ユースホステルみたいに騒がしくもなく、実にのんびりとしている。
ヨーロッパは、基本日曜日は店が閉まってしまうため、皆家でのんびりとするか、散歩やスポーツをする。本を読みながら時間がゆっくりと感じたのは、自分のリフレッシュにもなる。日本にいると、いつも何かしなきゃっていう風になるけれど、なにもしないもの重要なことだと思う。
だけども、ダンサーはまだまだ本気ではなかったらしく、本番の踊りを見てみたいと強く思っている。
踊りの中には、ダンサーの今の気持ちなどが賢明に表現されている。自分の中で表現したいものがあり、それを踊りの中で表している。踊りは決められているけれども、その中から自分の気持ちを表している。
何かを必死で伝えようとしているのかも知れない。踊りの中で、彼らの人生みたいのが表れていると思うと、ダンスにますます興味を持ち始めている自分がいた。
ジュネーブには国連本部があり、ツアーなどで建物の内部を見学することができる。総本部はニューヨークなのだが、ジュネーブだけでも年に一万回以上会議が行われているのだ。実際に見学の最中も、あちらこちらで会議が行われており、あちらこちらに警備員がいた。重要な会議の前では、再度荷物検査が行われていた。
ここを訪れるのには、朝と昼のツアーでのみ入ることができ、入るにはパスポートが必須となる。だが、ツアーには事前申し込みは不要なので、ツアーの開始時間さえしっかりとチェックしてれば入ることができる。
日本でよく国際的なイベントに出ていたので、なんだかいろいろと思い出すものや、誰かが将来ここで働くかも知れないと思うと少しだけ距離が近くなった。
スイスは、チョコやチーズがとてもおいしく、より一層甘党に自分はなったんじゃないかと思う。
バルセロナを後にして
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