2012年2月3日金曜日

Aix en Provence

地球の歩き方の本を読んでたら、ワクワクが止まらなくなった。ただ、漠然と北欧に行きたいってだけだったのが、少しずつ北欧のイメージを掴みとることができるようになった。
フィヨルド、オーロラ、ムーミン谷、レゴシティ、そして綺麗な街並みである。ほんとにカラフルで、その色々が押しつけがましくなく、かわいらしい色である。
その色は、歴史あるものが多く、だからこそ今もなお人々の目を引きつけているんだと思う。とても魅力的な国たち。




ついにエックス・プロヴァンスに到着!!
こっちもとても寒く、着いた次の日にはなんと雪が降り始めた・・・。北欧はこれよりも寒いと思うとぞっとする。






今日は、昨日まで振り返ってた大学生活よりもエックスについて書こうと思う。ここの街を久しぶりに散歩したとき、いろんな思い出がフラッシュバックしてきて、その思い出にはいつも誰かがいた。一緒に日本食を作ったり、ホームパーティーをしたり、ドレスアップしてディスコに行った。



毎回、フランスに来て思うのだが、フランスはあまり街が移り変わらなってことである。だから、すぐに昔に戻れる気がするんだと思う。
街を歩いて、思い出のピースを拾うように。行きつけのカフェだったり、朝市だったり、すべてが昨日のことのように蘇ってくる。日本にいると、いや特に東京にいると移り変わりが激しいせいか、少し離れただけであれっとハテナになってしまうことが多い。




人が多すぎるせいもあるかもしれない。この小さなエックスという街は、人の移り変わりはそこまで激しくないかと思う。よく行ったカフェで働いてる人も同じだったりする。だから、行きつけの場所がないとすごくショックをうける。場所だけじゃなくて、人の顔も一緒になくなるからだと思う。






学校があった場所に行ってみると、現在は語学学校としては運営しておらず、語学学校は場所が変わっていた。大学院の場所として使われているらしい。けど、相変わらず自由に入れる感じだったから、中に入って、当時を振り返ってみた。




いろんな国から学生が来てて、友達が世界中にできたこと、フランス語に悩み格闘したことがあった。ヨーロッパ各地で友達ができて、今度スウェーデンやノルウェーに行ったときに彼らを訪ねる予定。景色だけの思い出じゃなくて、人の顔も一緒に思い出に。


フランスの街って、上を見ている分には綺麗なのだけど。下を向くと、そこら中に犬の糞がある。ゴミもちらほら。だから、景色に見とれて歩いてるとグチャって踏んでしまうことも。犬の糞を避けるため?いや靴を守るためにハイヒールなどがあった。だから、下を見て、上を見て、いろんなところを比較すると面白い。



フランスの空はとっても綺麗。日本にいるとどうしても、空が狭く感じるんだけど、こっちはとっても広く感じる。見てて落ち着くしね。けど、足下はご注意を。




エックスという街は、街全体が黄色で覆われてる。街の建物が淡い黄色で、夏の街だなって思った。だから、改めて何で寒いときにきたのだーとか思ってたりした。こっちは、現在2〜3度で、風が強くて痛い。




昔、住んでた場所は街の中心から少し離れていた。バスに乗って、10分くらい。終電は夜の10時くらいになくなってしまうから、夜ご飯食べたり、遊んだりすると歩いて帰らなくてはいけなかった。
大体30分強かな。今思うと、よくこんなにも寒い中歩いてたなーって思う。酔っぱらいながら、歩いて帰ったことも。だから週末は、よく歩いて帰ってた。たまに帰り道に、アブなっかそうな奴らがいて、走ったりしたことも。物騒な音がしたことも。よく生きてたと思う。






いろんな思い出があるエックスは、いつでもお帰りっていってる気がして、誰でも受け入れてくれるような気がする。そんな南仏が僕は好きです。





2 件のコメント:

  1. ぎりぎり学生の時に、ゆっくりと時間を使えること、羨ましいです。
    フランスからの、そして北欧からの報告、時々刻々と風景が目に浮かぶようで、嬉しいです。いっぱい感じたこと報告してね。

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    1. ありがとうございまーす!
      いろんな報告していくので、今後もブログをよろしくお願いします。

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