サン・バレンタインの日にチョコの国ベルギーに。甘いものは昔から大好き。ベルギーには五歳の時に行ったのだが、ほとんど覚えてない。馬車みたいのにも乗ったような。
そんな曖昧な記憶をたどりながら、ベルギーの首都ブリュッセルへ。
一人旅のときに必須なのが、本と音楽だと僕は思う。今、この文書を書きながら聞いている。iPodが誕生してから、どこでも音楽を持ち運べるようになった。僕には、今旅してるなって思える曲が沢山ある。
まず、一つ目がくるりの「ハイウェイ」。出だしの”僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって”が大好き。歌詞の後半では、”僕は旅に出る理由なんて何ひとつない”と言っている。
旅に何で行くのって言われても、行きたいから行くのさとか、あそこに行きたいから行くなどといろんな理由がある。なんでもいいんだ。好きなように旅をすればね。いろんな変化があって、少しずつ見つめていく。自分中心立った世界から、離れることもできる。自分と見つめ合うのも旅だと思うから。
次によく聞くのもくるりの曲で「ばらの花」。
これを聞いてると自然と落ち着いてきて、自分が今いる地点を振り返ることができる。ふと、過去に戻ったように、いろんなことが思い出してくる。お別れの曲のようで、ここから旅立っていく気がする。
出だしのギターの音から、静かな歌の旅が始まっていく。
ピアノの素敵な音も混ざり始め、サビへと向かう。一つだった音が、いろんな音と合わさり、賑やかになっていく。
この歌の歌詞にも、”旅”って言葉が出てくる。旅と人生が交わっていくように。出会いがあって、すぐ別れが来る。今回も沢山の出会いがあるだろう。
最後によく聞くのが「JAZZ」。
どの人を一番聞くってのがないのだけれど、コーヒーなどを飲んで落ち着きたいときに聞く。ヨーロッパの風景と良い具合にマッチし、パンなどが一層おいしく感じられる。
一人旅というのもあって、基本的にのんびりしてるから、落ち着いたのが聞きたくなるのだと思う。これ以外にも、エレトニック、ロックなど沢山聞くけど、気がついたら落ち着いた曲を選んでる。エレトニックでも、静かなのはよく聞くかな。
最近のおすすめは、JAZZなんだか分からないけど、「モナレコードのおいしいおんがく-風と踊る唄-」がおすすめ。カフェの音楽って感じ。それでいて、元気になる励ましてくれる曲が多くて、自然と口ずさむ。ゆっくりしながら、本を読んでいこう。
今日まで、三人の人の家にお世話になり、僕の旅は基本的に誰かのお宅をおじゃましている。ノルウェーとスウェーデンでも友達のお家を訪ねる予定。こんなに沢山の家を訪ねることができるのって、一人旅だからこそできること。多くの人との出会いに感謝して、これからの出会いも大切にしていきたい。
無事にブリュッセルのユースホステルに到着。
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