2012年2月26日日曜日

ついに北欧へ

寝台列車の衝撃は大きかったものの、デンマークの首都コペンハーゲンは、旅人をなんだか落ち着かせる。
きっと、アムステルダムの物騒な雰囲気、なんでもありな雰囲気と違い、街は静かである。歩く人も心持ち危なそうに見えない。街全体もそこまで大きくはないのだけど、歩いたらすぐにカフェや公園がある。着いた日が晴れてて、絶好の散歩日よりだった。


中心駅の近くで食べた、アンデルセンのホットドックの味は忘れない。


ホステルのルームメイトに聞いたら、二三週間前は気温はマイナスだったのだけど、ここ最近は暖かいよ、と教えてくれた。暖かいのだが、風がとても強く、たまに顔を上げられなくなる。




僕は、荷物をホステルにさっさと置いて、街中を散歩した。天気も良く、初日は風もそんなになかった。歩くと、デンマークの王妃が住んでる城や城跡などが今も綺麗に残っていた。当時の雰囲気が伝わってくる。僕が衛兵に近づいても、ある程度の距離だったら何もいってこない。写真を撮ると、にっこりと笑ってくれる。
優しい気持ちになんだかなっていた。


次の日は、自転車を借りて、いろいろな場所に行ってみることに。アンデルセンの人魚姫の像やカラフルな建物の通り、教会建築も少しフランスとかと比べると変わっていた。協会のテッペンの部分がねじれているみたいだった。


この日は、風がとても強くて僕の進行を妨げた。進んでも進んでも、ペダルがなかなか進まない。寒さと風に体力を奪われ、気がつくとホステルでぐったりしていた。風が痛いってこのことだなって思いながら、一時間くらいソファーから動けなかった。





コペンハーゲンの中心街を歩くと、様々な店が見えてきた。一つは、北欧デザインの家具。どれも人々の生活を楽しませるような色と形をしていた。もう一つ見えてきたのが、レゴショップ。
デンマークは、おもちゃのレゴの本社があるところである。僕は、レゴが大好きで子供の頃、お城や船を作って遊んでたことを思い出した。だから、レゴランドに行って、子供心を取り戻したいとか思っていた。レゴランドのそばには、レゴホテルもあり、遊び心満載なのだ。


だが、残念なことにレゴランドは冬季の間閉まっているのだった。そのことを知ったのは、デンマークに来る二三日前で、いろいろとワクワクし、おとぎの国ではしゃぐことを予定していた。だが、ネットで見るとオープンが三月三十日となっていた・・・。
ぼぼぼくのワクワクをかえせえーーー、と心の中で叫んでていたのは言うまでもない。帰国したら、何か一つレゴでも組み立てるかな。



北欧は、冬季は寒すぎるためかいろいろなテーマパークが閉まっている。たとえば、フィンランドのムーミン村も閉まっている。オープンは、六月七日から八月十四日までである。テーマパーク自体は運営していないのだが、中には入れるらしい。他にも展望台が閉まっていたり、フィヨルドの観光ツアーも一部なかったりする。
なので、これを読んで北欧に行きたいなと思った読者の方。是非夏の涼しいときに行くことを進めます。テーマパークが閉まってることもないので、存分に楽しめますよ。


レゴランド、レゴホテル。オーロラも諦め、今回の旅は何回もがっかりしてるなと思うこの頃。夏に来たら、涼しくて更に楽しいのかなって良く思う。
何回、フランス人の友達になんでこんな寒いのに北欧行くの、と聞かれたか。今更ながら後悔を・・・。けど、スウェーデンとノルウェーで友達に会えるので、楽しみ。


三回電車を乗り換え、十三時間かけノルウェーの首都オスロへ!

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